【施工事例】草加市の未来を支える空間を木造で実現!A社新事務所 新築工事

皆様、こんにちは!草加の地に根差し、90年以上にわたり自然素材の木造注文住宅を手掛けてきた風間工務店です。私たちは、住まいだけでなく、企業様の「働く場」としての建物にも、木造ならではの快適さと安心感をご提供しています。

今回は、A社様の新しい事務所の新築工事をご紹介します。木造2階建てという構造でありながら、最新の技術と工夫で「強さ」と「働きやすさ」を両立させた、新しいオフィス空間が誕生しました。

企業の「安心」と「強度」を支える木造建築の工夫

現代の木造建築は、昔ながらの技と最新の技術が融合し、進化を続けています。特に企業の事務所となると、業務に必要な「強度」や「耐久性」が求められます。

今回手掛けたA社様の事務所は木造2階建てですが、目指したのは「地震に強く、長く使える構造」です。そこで採用したのが、床構造の強化です。通常よりも厚い24mm合板を根太の上に敷き詰める「剛床(ごうしょう)」に加え、さらに9mmのベニヤを上張りすることで、床全体の強度と水平剛性を大幅に向上させました。これにより、オフィス機器の重さにも耐えうる頑丈な床が実現しています。

開放感と機能性を両立させた屋根裏の技術

事務所のような広い空間では、柱や梁を減らし、開放感を確保することも重要です。この課題を解決するために、屋根には「トラス組み」という構造を採用しました。

トラス組みとは、木材を三角形に組み合わせて屋根の構造を強化する技術です。これにより、強度を保ちつつ、広いスパン(柱と柱の間)を確保することが可能になります。天井裏の空間を有効活用できるだけでなく、構造的な安心感も高まります。社員の皆様が広々とした空間で、伸び伸びと仕事に集中できる、そんな環境づくりを心がけました。

モダンな外観と万全な安全対策

新事務所の外観は、モダンでシャープな印象に仕上げました。

屋根には耐久性と耐候性に優れたガルバリウム鋼板を、外壁にはスタイリッシュな角波板を採用しています。これにより、草加の街並みの中でも目を引く、洗練されたデザインとなりました。

見た目の美しさだけでなく、安全性への配慮も欠かせません。万が一の火災に備え、建物の妻側(側面)には排煙窓を取り付けました。これは、熱や煙をスムーズに外部に排出するための窓で、社員の皆様が安全に避難できるための重要な設備です。目立たない部分にも、働く人を守るための確かな配慮を施しています。

新しい事務所で始まる、活気に満ちた企業の未来

先日、無事にA社様へ新事務所の引渡しを完了いたしました。現在はオフィス家具や備品が搬入され、すでに通常の業務が始まっていると伺っております。

新しい、強く快適な事務所で、活気に溢れた社員さん達が新たな気持ちで業務に取り組んでいらっしゃる姿が目に浮かびます。私たちが手掛けた木造の空間が、A社様のさらなる発展と、そこで働く社員の皆様の笑顔を支える拠点となることを心から願っております。

まとめ

風間工務店は、創業以来培ってきた木造建築の技術と、時代のニーズに合わせた新しい工法を取り入れながら、快適で安心できる「働く場」をご提供しています。

事務所や店舗の新築・リフォームをご検討の企業様、自然素材の温かさと確かな強度を両立させた木造建築にご興味がございましたら、ぜひ一度、草加の風間工務店にご相談ください。これからも地域の皆様の「夢」と「未来」を形にするお手伝いを続けてまいります。

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