【注意喚起】草加市 屋根工事の点検商法について

こんにちは、営業の風間です!
先日、草加市のOBのお客様より屋根工事の点検商法かと思われる訪問がありご相談を受けました。

斜向いの住宅のリフォームを施工している業者を名乗り、お客様宅の屋根の棟板金が外れているのが見えたため、屋根点検の詐欺が横行しているのでお知らせするか迷ったが、善意によりお知らせしにきたとのことでした。
実際に斜向いの住宅には足場が掛けられており「その足場に登って一緒に見てみないか」と言われたそうです。

2年前に外壁塗装を行ったばかりだったので、屋根に異常があればその時にわかるだろうと、少し不審に思われたため弊社にご連絡いただき確認してきました。

お客様の屋根の様子 斜向かいのリフォーム中の住宅からの角度にて撮影(他宅は修正済)

確認してきましたが、特に屋根に異常はありませんでした。
今まで何件も確認してきましたが、異常があったことはありません。

草加市近辺ではこのような点検商法が多く、お客様より数多くの相談を受けております。
弊社ではドローンが飛ばせないような住宅街でも、上から屋根を確認できる機材を購入しました。
少しでも不審に思われたらご連絡ください。屋根の様子を撮影し、異常がないかご一緒に確認させていただきます。
(OBのお客様の場合、料金はいただいておりません)

屋根点検商法の特徴

・突然の訪問で屋根の異常を理由に無償点検を申し入れてくる

近隣で工事をしていて屋根の異常に気付いたから教えに来た、など善意を装い無償点検を申し入れるパターンをよく聞きます。
今回のように、実際にお向いが足場をかけて工事をしている住宅をターゲットとすると信憑性が増して感じられます。
訪問してきた方が実際にお向いで作業をしている業者様かどうか、結局わかりませんでした。

・不安を煽ってくる

素人では屋根の異常はよくわかりません。
業者から「このままでは雨漏りする」「今週の台風が来る前に何とかしないと近隣へ瓦が飛んで大変なことになる」
などと言われたら不安になり、見てもらいたくなります。
ただしこのような業者を屋根に上げてしまうと、お客様の目が届かない場所でわざと壊されたりするケースもあるそうです。
また、元々用意していた屋根の破損した部品等を見せ「お宅の屋根、壊れてましたよ」と騙しにくることもあるようです。
とにかく少しでも不審に思われたら家に上げない、これが重要です。

・名刺を持っていない

名刺を残していかない、自分から会社名を名乗らない(名乗ったとしても虚偽の可能性がある)パターンが多いです。
屋根の修理となると金額も大きくなるため、家族と相談して決めるのが普通です。
その場合は通常だと名刺を置いていきますので、名刺なしの場合は会社名を騙っている可能性もあるのでご注意ください。

余談(屋根点検機材について)

雲台付の最大7.5mまで伸縮可能なこちらの自撮り棒を購入しました。

一番上の雲台にカメラやスマホ等を付けて伸縮できる。通常時長さ1.6m程度

5mまでしか伸びない商品や、10mまで伸びるが正直折れないか不安を感じる商品の中、7.5mの本商品は今回の目的にピッタリでした。
2階の屋根は高くても8m弱なので、道路からこの棒を伸ばして確認することができます。
材質はグラスファイバーとカーボンファイバーの2種類ありますが、グラスファイバーを選択しました。
最大の決め手は価格ですが、住宅街での利用のため絶縁性という点も大きなポイントでした。

【グラスファイバーのメリット】
・安い(カーボンの半額程度)
・絶縁性(カーボンは導電性。電線に触れるリスクを考えた)

【グラスファイバーのデメリット】
・良くしなる(最大まで伸ばして持ち歩きは難しい)
・少し重い(1.8kgです。カーボンより200g重いようです)

下記事務所前での試運転での撮影画像です。

住宅修正済

綾瀬川と桜の木が良く見えますね。
せっかくの機材なので、屋根点検以外にも活用方法を見出したいと思います。

このカットを社長に見せたら「オオクワガタ採るのに使えそうだな!」と言っていました 見つけたとしてもどうやって採るんだろう…

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