自然素材の家を建てる時に後悔しないためのポイント~さいたま市O様邸
みなさま、こんにちは。今回は、これから自然素材の家を建てようとされている方へ、後悔しないための3つのポイントをご紹介したいと思います。
1.自然素材の特徴を理解する
2.デザインについて理解する
3.コストをきちんと計算する
写真は、2019年に埼玉市内で施工した自然素材の新築現場です。
1.自然素材の特徴を理解する
自然素材の家を建てるということは、化学物質が使われていない、文字通り自然の材料で建築することです。おかげで、地球にも体にもやさしい家を建てることが可能です。
シックハウス症候群をはじめとする健康被害に苦しむ方などからも喜びの声をいただいております。
とはいえ、みんながみんな、被害がないかというとそうではありません。
花粉症の方や食物アレルギーにより、合わなかった方もいらっしゃいます。
大丈夫かどうかは、実際に自然素材の家で過ごしていただき、体調不良がないかを確認します。これをしないでいざ住んでみて、「住めない」となってからでは、取り返しがつきませんのでね。
また自然素材は、傷がつきやすいです。むしろそれが「味」とか「家族の思い出」となって唯一無二の住宅になります。
しかし、都会の家に慣れている方は、自然と「傷」に対して弱くなっているように感じます。ちょっと傷がついただけで、気になる方も少なくないようです。
確かに、現在は、厚めのコーティング剤などで表面を覆っているので、床や壁など、傷がつくことは少ないですよね。
さらにもう一点、自然素材なので同じ材料は存在しません。全く同じ柄で理路整然と洗練されたテクスチャがお好きな方にも、真逆の分野になるでしょう。
ということで、一つ目は、
・アレルギーを知る
・傷がつくことを理解する
・自然素材なので統一された柄合わせはできない
を理解し、それがいい人だけ次へ進みましょう。
2.デザインについて理解する
続いてデザインについてです。
こちらは、弊社のお話です。
弊社の自然素材の住まいは、白川郷の合掌造り集落をヒントに家づくりを続けてきました。
「住まいは家族の絆を育むたったひとつの器です。ですからふれあいを大切に暮らしてほしい」
こんな思いから、スキップフロアを大胆に取り入れています。
100年時代と言われる昨今、終の棲家と考えておられる方もいらっしゃるでしょう。
若い方はまだまだピンとこないかもしれませんが、時代に合わせることができる家か。適宜、改修工事が可能かどうかなど、想定できることはすべて話し合っておいていただきいたのです。
以前にこんな記事を書かせていただきました。まだお読みでない方は、ぜひご一読くださいませ。
現在と未来、メリットとデメリットをしっかり理解しておくことで、後悔しない家づくりにつながるでしょう。
3.コストをきちんと計算する
最後は、お見積もりについてです。
自然素材は、建売住宅よりはコストがかかります。また、メンテナンス代なども含めて、維持費が環境によって左右されます。
見積もりの際には、5年後、10年後、30年後などを見据えたコストを計算しましょう。昭和二年創業の弊社では、数えきれない実績により、お客様にあったご提案が可能です。
無理のない人生設計で、快適な家を手に入れましょう。
以上今回は、自然素材の家を建てる時に後悔しないためのポイントとして、3つをご紹介しました。
1.自然素材の特徴を理解する
2.デザインについて理解する
3.コストをきちんと計算する
自然住宅の新築工事や改修工事について、ご心配な点や疑問などありましたら、自然住宅一筋の弊社までお気軽にご相談くださいね。