心の平穏を保つ「石の庭」とナチュラルハウス施工例~越谷市M様邸
「木は、腐らないのですか?」
みなさま、こんにちは。前回、「紀州材」についてお話したところ、反響がございましたので、少し補足させてください。
ログハウスのような木の家~草加市MA様邸 | 風間工務店
今回も広~い新築のご紹介です。 前代未聞の木材価格高騰今回は、ちょっと驚くニュースからです。「コロナ禍で木材価格高騰 世界的な需要増、紀南にも影響」5…
冒頭の質問ですが、実は、かなりの確率でご質問をいただきます(笑)
「木は、腐る」、このイメージがお強いのだと実感しています。確かに廃墟を見かければ腐っている木材を見かけますしね。
そこで、ズバリお答えを申し上げますと、条件がそろっている環境下では「木は、腐りません」。
その条件の代表的なものは、水と湿気です。水がかからず、湿気対策もできている環境が整っていれば、100年以上たっても腐ることはないのです。
1993年、日本で初めてユネスコの世界遺産に登録された世界最古の木造建築と言えば奈良県の「法隆寺」ですが、推古15年(607年)に創建されました。
その後火災により再建されましたが、それでも1300年を超えて今もなお健在なのは、木材の質の高さとその建築技術にあると言えるでしょう。
紀州材のように長い年月をかけてゆっくり育ってゆっくり乾かした木材は、人間と比ではないほど長生きするんですね。
日本の一戸建て住宅では、9割以上が木造住宅(総務省統計局-平成31年4月26日)という統計がありますので、木造住宅は世界を誇る日本の建築技術なのだと実感しています。
そこで今回は、その美しい紀州材を利用したナチュラルハウスと心安らぐ石の庭のご紹介です。
ナチュラルハウス新築施工例
玄関屋根は、2階のウッドデッキ(ベランダ)という、インパクトのあるデザインがご好評をいただきました。
大きな窓からは、神々しい光が差し込みます。窓枠が木というのも驚かれるのですが、昔は、みんなサッシは木で手作りしていました。職人の高い技術を必要とする木枠は高級で、建て替えになると聞けばはずして、再利用したものです。
ナチュラルハウスでも再利用は可能ですので、こういうリユースの習慣が当たり前の社会になるといいなと願っています。
石の庭で平穏を取り戻す
植木がお好きな奥様のリクエストで、石の庭が誕生しました。個性的な石が勢ぞろいしてくれたおかげで、趣のあるステキなお庭に仕上がりました。ご客様も大変気にいってくださり、うれしかったです。ナチュラルハウス×石の相性は、抜群ですね。
ナチュラルハウスの内観
天井まで続く棚やアドベンチャー要素を含んだ屋根裏部屋など、遊び心をふんだんに盛り込みました。お客さまと一緒にすみずみまでこだわり抜いたお家が、また一つ、誕生しました。ありがとうございました。
さて、いかがでしたでしょうか。ナチュラルハウスが目指すのは、「最高に住みやすい環境」のご提供です。今後も、長く快適に安全に住み続けられる住宅にこだわって、造りつづけて参ります。
ナチュラルハウスに関するご相談やお見積もりは、お気軽にご連絡ください。一生に一度の家だからこそ、後悔しないようにスタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。