草加市で玄関腰壁施工が終わりました 

今回は、草加市のH様邸の工事を紹介します。玄関の腰壁にレッドパインの羽目板を貼りました。

腰壁(こしかべ)とは?

腰壁とは、床から腰くらいまでの高さの壁と言う意味が一般的です。素材には、木材の他、タイルや壁紙、塗装などが使われます。

なぜ、腰壁を作るかといいますと、傷や汚れを保護する役割や、壁面の耐久性を高める効果もあります。また、床から天井まで同じ模様よりも腰壁があることで一気にオシャレ感が増すことで人気の高い施工の一つです。

腰壁設置工事の流れ

まずは、下地づくりから始めます。合板を貼って下地を設置しました。次に巾木を設置。その上に羽目板を施工します。 床から上90cmまでを羽目板で施工している写真です。

羽目板を施工する前には、別の場所で柄合わせを行います。木は天然素材ですので同じ物は2つとしてありません。それでもレッドパインは、似たような柄が多いのも特徴の一つです。仕上がりをイメージして、並び替えます。さらに、羽目板は、縦と横でも雰囲気が変わります・お好みで施工しましょう。今回は、羽目板を縦にして横へ貼っていきました。最後に、出隅と言われる角を施工して終了です。

自然素材レッドパインとは?

自然素材のレッドパイン(赤松)は、北アメリカ原産の針葉樹です。赤味を帯びた木目が特徴で「レッド(赤)」と呼ばれる理由の一つです。

先ほど少しお話しした通り、木目は比較的均一で美しい模様です。レッドパインは比較的柔らかな木材で、加工しやすく、切削や削り加工に適しています。しかし、その柔らかさゆえに傷つきやすいため、取り扱いには注意が必要です。

今回のレッドパインは、フローリングと同じでスウェーデンからの輸入しました。

含水率12±2%高品質の自然素材

弊社では、材質にこだわっていますが、その目安の一つに「含水率(かんすいりつ)」があります。

含水率とは、材料に含まれる水分量をその材料の質量で割った数値のことです。この数値が小さいほど、材料には水分が少ないということです。数値が少なければ少ないほど、結果として反りや狂いが少ないことになります。

目には見えない部分ですが、永く住み続ける家だからこそ、天然素材の材質には妥協はしません。

ちなみに今回の冠水率は、羽目板が12±2%、フローリングが8±2%です。


これは、国内産の木材ではなかなか製品化しにくい数値と言われています。永く住み、使い続けていく中で、その違いを感じることが出来ます。

以上今回は、天然素材のレッドパインを使用した玄関腰壁施工についてご紹介しました。

                              箕田

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