気密測定でC値0.45㎠/㎡を記録|高気密高断熱の家 ― 草加・風間工務店

こんにちは。埼玉・草加で自然素材の家づくりを続ける風間工務店です。

前回ご紹介したH様邸の外張り断熱工事に続き、今回は住宅の性能を確認するための気密測定を行いました。

高気密・高断熱住宅は、断熱材を施工するだけで完成するものではありません。実際にどれだけ隙間なく施工されているかを確認して初めて、その性能を確かめられます。

今回は、H様邸で実施した気密測定の結果をご紹介します。

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気密測定とは、住宅の隙間を数値で確認する検査です

住宅には目に見えない小さな隙間が存在します。

この隙間が多いと、せっかく高性能な断熱材を使用していても、外気が出入りしやすくなり、冷暖房効率の低下や室内温度のムラにつながることがあり、そこで行うのが気密測定です。

気密測定では住宅全体の隙間を測定し、その結果を「C値(相当隙間面積)」という数値で表し、C値は小さいほど住宅の気密性能が高く、隙間の少ない住まいであることを示しています。

高気密・高断熱住宅では、断熱性能だけでなく、気密性能もあわせて高めることで、本来の性能を引き出せます。

H様邸の気密測定結果は C値0.45㎠/㎡でした

H様邸では、気密測定を実施した結果、C値0.45㎠/㎡という結果になりました。

一般的に関東地方では、かつてC値5.0㎠/㎡以下が基準とされていましたが、今回の測定結果はその基準を大きく上回る、高い気密性能を示す数値となりました。

C値0.45が、どのくらいの性能なのか。目安を並べてみます。

  • かつての関東の基準:C値5.0㎠/㎡以下(旧・次世代省エネ基準)
  • 一般に高気密とされる目安:C値1.0㎠/㎡以下
  • 今回のH様邸:C値0.45㎠/㎡

数字が小さいほど隙間が少なく、外気の出入りを抑えられる家。H様邸は、高気密の目安とされる1.0を、さらに半分以下まで抑えた仕上がり。

測定当日は、お施主様にも立ち会っていただき、実際の測定方法や結果についてご説明しました。

測定中は住宅内の空気を機械で排出するため、玄関ドアを開けようとすると強い抵抗を感じるほどでした。高い気密性能だからこそ体感できる現象の一つです。

こうした測定を通して、お施主様にも住まいの性能を実感していただける機会となりました。

丁寧な施工が、高い気密性能につながります

気密性能は、特別な材料だけで決まるものではありません。

断熱材を隙間なく施工し、継ぎ目を丁寧に処理し、配管や配線まわりまで細かく仕上げるなど、一つひとつの積み重ねが最終的な数値となって表れます。

そのため、気密測定は住宅の性能を確認すると同時に、施工品質を確認する大切な検査でもあり、風間工務店では、全棟で気密測定を実施し、測定結果を記載した試験証明書をお引き渡し時にお施主様へお渡ししています。

住まいの性能を目に見える数値でお伝えすることも、安心して暮らしていただくための大切な取り組みと考えています。

気密測定は義務ではありません。だからこそ、やる意味があります

2025年4月から、新築住宅は省エネ基準への適合が義務になりました。断熱等性能等級4以上、一次エネルギー消費量等級4以上。ただし、この基準で問われるのは断熱性能(UA値)と一次エネルギー消費量で、気密性能(C値)は含まれていません

つまり、C値は測らなくても家は建つ。それでも風間工務店が全棟で気密測定を行うのは、断熱材の性能を"設計図どおり"に引き出すには、隙間のない施工が欠かせないから。数値にして初めて、その家が本当に高気密なのかがわかります。

まとめ

高気密・高断熱住宅は、断熱材だけではなく、隙間の少ない丁寧な施工によって初めて本来の性能を発揮します。

今回、H様邸で高い気密性能を確認できたことは、大工をはじめ協力業者の皆さんが、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねてくださった成果です。

お忙しい中、測定に立ち会ってくださったH様、誠にありがとうございました。

風間工務店では、これからも見えない部分の品質にもこだわり、安心して長く暮らせる住まいづくりを大切にしてまいります。

よくあるご質問

Q. C値とは何ですか?
A. 住宅全体の隙間の合計を延床面積で割った「相当隙間面積」。単位は㎠/㎡で、小さいほど隙間が少なく気密性能が高い家です。

Q. C値とUA値は何が違いますか?
A. C値は「隙間=気密」、UA値は「熱の逃げやすさ=断熱」を表す別の指標。快適な住まいには、両方をあわせて高めることが欠かせません。

Q. 気密測定はいつ行うのですか?
A. 一般には、断熱・気密工事が終わり、内装で隙間がふさがる前のタイミング。H様邸では、外張り断熱の完了後に実施しました。

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