草加市のH様邸で棟換気工事が終わりました
今回は、H様邸屋根の「棟換気(ムネカンキ)」を施工しましたのでご紹介します。
棟換気工事とは?
棟換気工事とは、屋根の棟の部分に省エネルギー対策の換気を設置する屋根工事です。
壁体内と小屋裏の換気は室内空間として、24時間換気で行われます。
24時間換気とは、機械による排気とその排気によって吸気される自然吸気のことです。
今回の断熱外側での通気層の目的とは、温度差による断熱外側の結露を通気(自然換気)によって防ぐものです。断熱の室内側は24時間換気で、外側は通気層による自然換気で行われています。
棟換気工事流れ
棟換気工事の流れをご紹介します。
①初めに棟に巾30mmの開口を開けます。
②下地と水切りを施工します。水切りは、10mm立上げて水が回らないようにします。
③『※リッジベンツ』と呼ばれる棟換気を取付け、木口は防水テープとシーリングで
しっかり防水処理します。
④更に棟換気の上に下地を留めます。
⑤最後に笠木(板金)を設置して完了です。
※リッジベンツとは、棟換気用専門の取り付け金具で板金材料の一つです。
棟換気工事施工例
今回は、棟換気工事の施工例を紹介しました。
内側からは機械で、外側からは自然の風を利用するというハイブリット効果で、地球にやさしく建物の湿気や熱気を効率よく循環させます。
このことで、建物がより長く快適に過ごすことが可能です。
建物にとって見えない部分で結露やカビが発生してしますと、長持ちしないどころか、人体への影響も懸念されますので、要といっても過言ではありません。これで屋根工事は完了しましたので、雨が降っても安心です!
以上、ナチュラルハウスに関することでしたら何でもご相談ください。